校長室だより                                                                 2学期

第四中学校での出来事などを更新していきます。

学校での活動の様子を伝えていきたいと思います。

 令和四年度 1学期  2学期  3学期 
 令和三年度 1学期  2学期  3学期 
12月23日(金)2学期が終わります
8月29日に始まった2学期も、今日でおしまいです。
これまでは、集会や行事の際には全校生徒が体育館に集まって行っていましたが、今日の終業式はオンラインで実施することにしました。
明日からしばしの休業期間となります。なんとなく過ごしていると、あっという間に終わっていくのが冬休みです。よい時間の使い方をして、1月10日には充実の表情で登校して欲しいと願っています。
それでは皆様、よいお年をお迎えください。
  
12月22日(木)大掃除
明日が終業式です。そして1年間の締めくくりを迎えます。
普段の清掃場所を、より丁寧に、時間をかけて綺麗にする大掃除が行われました。
床をみがき、棚やロッカーもきれいに拭き上げます。外したカーテンは、冬休みの間にクリーニングに出して、さっぱりと新年を迎えることになっています。
どこの掃除場所も、一生懸命よく取り組んでくれていました。
 
12月21日(水)上野・浅草を目指して
写真では分かりにくいのですが、「仲間といっしょに・・・」の文字が1センチほど浮き上がっている、凝った作りの立体的掲示物です。2年生たちの校外学習に向けた意気込みが、メッセージとしてズラリと並んでいます。
寒い季節ですがその分空気は澄んでいるので、スカイツリーからの眺めもきっと最高でしょう。条件がいいと、100キロほど離れた場所まで見えるそうです。
12月20日(火)下校時刻には
1年で最も昼間が短くなる日、冬至が近づいてきました。
しかし、日の沈むのが最も早まるのは、冬至の日より1〜2週間前の時期となります。
四中の最終下校時刻は12月が最も早く、17時ちょうどです。左の写真は16時50分で、右はその5分後です。たちまち真っ暗になってしまうので、日が長い時期以上に周りに目を配りながら、安全に下校する必要があります。
12月19日(月)1年生の理科
身近な場所で、様々な用途に使われる「ばね」ですが、そのはたらきについてじっくり考える機会はなかなかありません。
引っ張ると伸び、離すと縮む・・・このときの規則性を見出すために、おもりを1つずつ慎重に吊るしていき、伸びを測る実験に集中しています。データをグラフ化することで、規則性が見えてくるはずです。
12月16日(金)教室内農業
教室を飾る観葉植物ではありません。
栽培について学ぶ技術の授業の一環として、水耕栽培に取り組んでいるところです。
ペットボトルをうまく加工して作った容器に、カイワレ大根の種子を蒔いて(というより置いて)しばらく経ちました。
サラダに使えるほど伸びているものと、ポツンと種子がそのまま残っているものとが混在しています。容器の違いなのでしょうか。それとも、単に種子の当たり外れなのでしょうか。
12月15日(木)書き初めの練習
毛筆の練習にしてはザワザワと声が聞こえるな、と思ったら、作業を一旦止めて、意見交流しているところでした。上手に書けている部分や、うまく払うコツ、バランスのことなど、気付いたり分からなかったりする点をお互いに話し合っているのです。
しばらくするとピタッと静寂が訪れ、緊張感のある空気の中、各自の練習が再開されていました。
12月14日(水)出前授業
「サッカー」「アイス」「車の運転」「匠の技」といきなり言われても、何のつながりだかさっぱり分からないかと思います。これらに共通する「ヒューマン・インターフェイス」について、専門家の方に特別授業を行っていただきました。講師は、埼玉大学大学院教授の綿貫啓一先生です。
一言でいえば、人に寄り添う技術によって、生活の質を高めていこうとする研究だそうです。モナカアイスのモナカをどう作れば、かじったときに心地よいサクサク感になるか、といったことも研究の対象なのだそうです。
説明や事例を聴きながら、何人かが「うんうん」とうなずいていました。きょう授業を受けた2年生の中から、将来の研究者が出るかも知れません。
12月13日(火)元・傘
いつものように「ダレデモホーキ」で昇降口を掃除しながら、登校してくる生徒たちに声をかけていました。
すると、ある1年生が困った顔で、「あのー」と切り出してきたのです。「校長先生、傘が壊れてしまいました。」
風にあおられた訳でもなく、学校に着いたので閉じようとした瞬間、バキバキと崩壊したそうです。骨の付け根が劣化していたようです。
「どれどれ」と手に持ったものの、閉じようとするほど新たに折れた骨が自由にあちこち向いてしまい、見たことのないような形状のナゾ物体に変化してしまいました。
返されても困るかなと思いつつ、一旦預かってとりあえず束ねてみました。
12月12日(月)学級閉鎖
閑散とした教室を見て、生徒たちがどのように過ごしているか、思いを巡らせてみました。
Googleformによる欠席連絡やコロナ関連の連絡方法を導入したことにより、土日の状況が把握でき、それに基づいて1クラスを本日閉鎖することとしました。
世の中には緩和ムードも漂う中、学校はまだまだ予断を許さない状況にあります。
高い熱を出して苦しんでいる生徒のことを思い、引き続きできるだけの対策を講じていかなければ、と改めて強く感じているところです。
12月10日(土)マーチングバンド全国大会
大会終了後に、協会のホームページ上で発表された結果は「銀賞」でした。
「金賞を取りたかった」というのが吹奏楽部員たちの本音かも知れません。
しかし、私は四中のメンバーがあの大舞台で、あれだけの演奏や演技を披露できたという事実にこそ、最大の価値があると思っています。
ピタッと綺麗に揃った美しい動き、ソロパートの堂々たる力強い演奏、約6分30秒ほどで表現される壮大な世界観など、心打たれる作品を披露してくれました。
この日に向けて取り組んできた時間は、部員たちにとって生涯の財産になるはずです。
私も、スーパーアリーナでよい時間を過ごさせてもらいました。
12月9日(金)性の講演会
今年度も助産師の櫻井裕子さんに講師をお願いし、学年ごとに「性の講演会」を実施しています。7日の1学年に続き、本日は2学年が対象です。櫻井さんの柔らかい語り口と、ユーモアを交えながらの講演に、子供たちはときおり笑い声を上げながら自然と引き込まれていきます。
性について、自分事として考えさせられる仕掛けが散りばめられた、あっという間の50分間でした。
12月8日(木)校外学習に向けて

その名のとおり、教室では得られない学びのために、2学年では校外学習を計画しています。上野や浅草といった魅力的な観光地を訪れて、計画に沿ってグループで活動してくることになっています。
2学年の廊下には、きれいにまとめられた上野や浅草の魅力が貼り出されています。立ち止まって眺めることで、いやが上にも期待感が高まっていくことでしょう。

12月7日(水)絵本の世界

月に一度、「クローバーの会」の皆さんに読み聞かせを行っていただいています。今月は1年生が対象です。10分弱の短い間に起承転結が凝縮された絵本の世界は、小説でいえばショートショートに共通する面白さがあります。どこの教室をのぞいても、読み手さんたちが掲げる本に一斉に視線を向けて、物語の世界に入り込んでいる姿が見られました。

12月6日(火)卓上天体

「明星(みょうじょう)」とは、なんと嫋やか(たおやか)で品の良い響きの言葉なのでしょう。理科室では、金星が満ち欠けするしくみを学んでいました。
理科に限らず、授業では写真や動画資料などをよく使う一方で、こうした手作り教材なども、深い理解に大いに有効です。
机上の金星モデルを様々な角度から覗きながら、「あ、ほんとだ。だんだん小さく見えるようになってきた」といった声が上がっていました。実感を伴った理解につながっているようです。

12月5日(月)世界を知る

トルコ、シリア、コロンビア、ウガンダ、ドイツetc・・・ワールドカップの出場国一覧ではありません。
それらの中から選んだ1つの国を深く調べて、その国の歴史や文化、政治などの特徴を分かりやすくグループのメンバーに発表しているところでした。3年生の授業です。
ここからさらに国際理解の視点で発展させ、世界の難民問題について学んでいくことになります。

12月2日(金)英語でプレゼン

断続的に笑い声が聞こえてくるのは3年生のある教室、英語の授業でした。2〜3人のグループが架空の記者会見を開き、聞いている側(リポーターという設定)との質疑応答へと続きます。すべて英語のやり取りです。
ところが、「Surveillance camera・・・あ、監視カメラのことです」思わず日本語が出てしまったようです。ドッと笑いが起きていましたが、共感も含んだ温かな笑いだと感じました。
楽しい雰囲気ではあるものの内、容はいたって真面目で、お互いなんとか英語で伝えようと一生懸命な様子がよく伝わってきました。

12月1日(木)1・2学年期末テスト

登校前、誰もいない教室は試験の準備がきれいに整えられています。その空間に、8時以降続々と1、2年生たちが吸い込まれていきます。「数学の座標のところがピンチなんです」「(今回は)結構やれそうです!」「・・・・(静かな微笑みのみ)」と、今回も子供たちの表情は様々でした。

11月30日(水)施設の修繕

正門のプレートがぐらついていることに気付きました。固定している金具が経年劣化していたようです。すぐに落下することはなさそうですが、落ちて足にでも当たれば怪我をしてしまいます。すぐに業者の方に見ていただき、補修を済ませました。
校舎の大規模改修を終えているとはいえ、軽微な不具合は日常的です。「あれ?何かいつもと違う気がする」と、気付きのセンサーを働かせるという点では、子供たちの様子を見る時と共通です。

11月29日(火)昼休みの教室

期末テスト前の昼休みがどんな様子か、1年生の階を見に行ってみました。
美術の先生に数学の質問でもしているのかと思いきや「上手なイラストの描き方講座」だったり、ホワイトボード係は3名だけなのに、なぜか大勢で「明日の連絡」をワイワイ書き込んだりしていたりと、つかの間のリラックスタイムのようです。
結局、学習に取り組んでいたのは学年全体で1名だけという、穏やかな時間の流れる昼のひとときでした。

11月28日(月)科学的調理実習

出汁の香りはしないものの、食材が加熱されている時のいいにおいが廊下に漂っています。もちろん、においの元は調理室でした。3種の調理法「茹でる」「炒める」「蒸す」によって、同じ食材でも、食感や味がどう異なるのかを確かめているそうです。ある班はブロッコリー、ある班はジャガイモ、またある班は鶏のささ身、というように、班ごとの食材で調理していました。専門的には「調理科学」と呼ぶのでしょうか。興味深い分野です。

11月25日(金)3学年期末テスト

歩いてくる表情は普段と変わらないように見えますが、3年生たちの頭の中はこれから行われる期末テストのことでいっぱいなのでしょう。問題集を片手に登校してきた生徒いわく、「国語のワークです」「(歩きながら)記述を暗記しようと思って…」だそうです。
2日目の今日、最後は保健のテストです。今回もChromebookでの実施でした。

11月24日(木)雨上がり

昨日降り続いた冷たい雨も、植物にとっては恵みの雨です。6・7・8組の生徒たちが蒔いたダイコンやカブの種が芽吹き、順調に育ってきています。
日に日に伸びていく芽を見ていると、植物が水を吸って光を浴び、農作物として大きく育っていくことを実感します。食べる喜びの前に、育つ喜びです。

11月22日(火)委嘱状の交付

すでに活動は始まっていますが、改めて後期中央専門委員会の各委員長さんに、委嘱状を手渡しました。
「自分たちで考えて行動できる自治力を身に付けられるようにしたいです」「四中をあいさつでいっぱいの、明るく元気な学校にしたいです」「衛生検査で目標85パーセント以上を達成できるように頑張ります」
後期の委員長さんたちも、意気込みや活動の目標を堂々とした口調で語ってくれました。期待しています!

11月21日(金)卒アル作製のために

朝から写真屋さんに来ていただき、3年生の授業風景を撮影していただいています。卒業アルバムの作製に向けた、日常の記録です。午後は、個人写真の撮影も行いました。「『笑って』って言われても笑えませんよ〜」と笑いながら訴えていた生徒は、椅子に腰かける前から終始笑みがこぼれ続けて、最高の表情で撮影を終えていました。

11月18日(金)南部・南地区小・中学校音楽会

新座市の代表として、3年2組が出場しました。戸田市文化会館に集まったのは、各市を代表する14校です。
四中はこれまで音楽の授業で取り組んできた、「木星(ジュピター)」のリコーダー四重奏です。澄んだ音色がホールに大きく響き、なかなか聴きごたえのある作品に仕上がっていました。とても良かったです。
他校の合唱・演奏もそれぞれ工夫や見せ場があり、あっという間の2時間でした。

11月17日(木)日常の習慣

校舎の大規模改修を行った際に、ロッカーもできるだけ大きく作り変えました。とはいえ、1人当たりのスペースには限りがあります。乱雑に突っ込んでしまうと、バッグなど収まり切れずに落下してしまいます。
現在、環境委員会が中心となり、整理整頓を呼び掛けているところです。見た目の問題だけでなく、快適に生活していくために身に付けて欲しい力です。

11月16日(水)持久走

「寒い!」「寒い」と身を縮めながら外に出てきた3年生が、授業を終えて教室に戻っていく頃には額に汗を浮かべていました。体育の授業で持久走に取り組んでいるところです。
「いい感じだよ!」「ファイト!」「このままペース保とう!」半分の生徒が力走する中、ペアを組んだ半分の生徒はタイムを記録したり、仲間に声援を送ったりしています。温かく、力が湧いてくるような声があちこちから掛けられていました。

11月15日(火)名曲の鑑賞

疾走する馬を表現しているといわれる、畳みかけるようなピアノの連打と、おどろおどろしさも含んだドラマチックな歌詞が、否が応でも印象に残るシューベルトの名曲です。1年生の音楽の授業で、その「魔王」を鑑賞していました。旋律に合わせて首を小刻みに動かす生徒、身を乗り出すように聴き入る生徒、気付いたことを次々メモする生徒など、集中している様子が伝わってきました。

11月12日(土)関東大会

マーチングバンド関東大会が、さいたまスーパーアリーナで開催されました。
どの団体も趣向を凝らした素晴らしい作品を披露する中、手に汗を握りながら四中の出番を見守りました。そして、県大会のとき以上に力強い音とキレのある美しい動きに圧倒されました。
結果は見事に金賞です!そして、12月に行われる全国大会に出場することが決まりました。おめでとうございます!!

11月11日(金)日差しの角度

まるで影絵のように、窓枠やクレセント(戸締り用の金具)の影がはっきりとカーテンに映っています。椅子の影も長く伸びています。季節が代わってきたことや、太陽が低くなってきたことを、身をもって実感する現象です。
季節が変わるしくみについては、3年生の理科で学ぶことになっています。

11月10日(木)基本技能

苦戦している理由は、ビニール手袋をはめているためだけではないようです。
2年生の家庭科で、包丁の基本的な使い方に取り組んでいました。リンゴの皮向きです。
ゴボウのささがきのように包丁を当てたり、親指を添えず、まるで鉈(なた)のように刃をリンゴに向ける生徒も見られましたが、何でも経験です。何度か自分で皮をむいてみることで、きっとすぐに上達するのでしょう。
緊張感の中、リンゴの甘い香りが漂う調理室でした。

11月9日(水)442年ぶり

校内の至るところに貼られた手書きポスターも、周知と動機づけに一役買ったことと思います。何人かの生徒に聞いたところ、かなりの割合で昨夜の皆既月食を観察したようです。
私も観察がてら、撮影してみました。左下には天王星とおぼしき星が小さく写っています。次に皆既月食と惑星食が同時に起きるのは322年後だそうです。私はもう一度見るつもりでいます。

11月8日(火)学校訪問

効果的な授業が行われているか、子供たちの学びの状況はどうか、毎年客観的な目で見ていただいています。本日は埼玉県教育局南部教育事務所の指導主事さんや、新座市教育委員会の指導主事さんにお越しいただき、授業内容を見ていただきました。
訪問された方から最後に、「四中生が皆さんよく挨拶してくれるので、一日大変気持ちよく過ごすことができました」と、お褒めの言葉をいただきました。うれしい一言です。

11月7日(月)古典の世界

わずかな時間差でいくつも重なる同じ言葉に、注意深く耳を傾けてみました。「ツキヒハハクタイノカカクニシテ・・・」と、聞き取ることができました。隣り合う座席の片方の人が音読し、もう片方の人が聴くという課題のようです。「月日は百代の過客にして、行き交う年もまた旅人なり」おくのほそ道の一節です。中学生だった当時、私も声に出して読んだ記憶が蘇ってきました。
300年近く前に書かれた文章を現代の中学生が学んでいると知ったら、松尾芭蕉さんはどんな反応を示すのでしょうか?

11月4日(金)秋らしく

すこし前より、正門の掲示が秋らしい作品に替わりました。6・7・8組の作品です。
紅い葉だけでなく、黄色も緑も混ざった一面のモミジが、この季節らしさをよく表しています。足元を見ると、一晩の間に落ちた色とりどりの桜の葉が広がっていました。毎日掃いていますが、まだまだ散ってきそうです。

11月2日(水)まずは準備作業を

ぽかぽかと暖かな陽気です。地域の方のお力添えにより、学校農園をきれいに耕し直していただきました。
本日は6・7・8組の生徒により、大根の種まきに向けた準備作業です。マルチシートを長さに合わせてカットし、風で飛ばないよう端に土をかけて固定していきます。少々汗ばむほどですが、青空の下での作業は気持ちがよさそうでした。

11月1日(火)合唱祭

1人では絶対に出せない声量とハーモニーは、理屈ではなく心を打つものがあります。随分久しぶりにこの感覚を味わった気がします。誰もが真剣な表情で臨み、緊張感のあるステージで堂々とした歌声を披露してくれました。
歌詞に込められた意味を考えながら、強弱やメロディーを丁寧に歌い上げる合唱のよさを改めて実感する、大変よい合唱祭となりました。
今回、残念ながら生徒のみの実施とさせていただいたため、保護者の皆様には後日動画を配信する予定です。

10月31日(月)なぜでしょう?

技術と家庭の授業は前・後期で入れ替わることになります。1年生の教室では、これから始まる技術の授業ガイダンスが行われているところのようです。
「中学校に入ったら、(鉛筆から)シャープペンに乗り換えた人が多いと思いますが、なぜでしょうか?」やや意表を突かれる質問です。「削るのがめんどくさいから」「ずっと同じ太さで書けるから」「憧れていたから」様々な意見が出ます。「なるほど。では、なぜ小学校では鉛筆だったのでしょうか?」
どの視点に立ってものを考えるか、といった話につながるようです。この後どう展開していくのか、見届けたくなるガイダンス場面でした。

10月28日(金)Y・Yフェスティバル

予想を大きく上回る、とても楽しい会となりました。
素敵な演奏あり、四中生の意外な一面を知る生徒会企画あり、サプライズの公演もありで、充実の内容でした。鑑賞しているフロアの生徒たちが、笑顔でさかんに拍手を送ったり、盛り上がったりしている様子を見て、私も嬉しくなりました。
ご準備いただいたPTA執行部や文化部の皆さん、大変ありがとうございました。


10月27日(木)年に一度の

日々の教育活動を安全かつ確実に行うため、膨大な種類と量の書類を整え、施設や設備も良好な状態に保つ必要があります。それらの管理状況は、毎年外部の目で見て確認をしていただくことになっています。
本日、南部教育事務所と新座市教育委員会による訪問がありました。こうした機会は私たちにとって、気を引き締め直すよい契機となります。

10月26日(水)メッセージを読んで

2学年の階に、秋らしく飾られたメッセージボードが立てかけられています。行事に向けての思い、テストのこと、時候にまつわるあれこれなど、子供たちに向けたメッセージが毎日更新されています・
「今朝、富士山が大変美しく見えました。」の文字を見て、私も急いで校庭側の窓を目指してみました。確かに、くっきりと富士山が見え、少し得をした気持ちになりました。

10月25日(火)生徒会集会

第46代の本部役員が運営する、最後の集会です。「予鈴準備キャンペーンを行い、改善することができました」「あいさつ運動に力を入れた結果、あいさつが返ってくるようになりました」「給食の時間が少しでも楽しい時間になるよう、声掛けを行いました」など、前期の各専門委員長さんからは、活動の振り返りとあいさつがありました。
続いて、新旧本部役員の引き継ぎ式です。第46代の皆さん、ここまでお疲れ様でした。そして第47代本部役員の皆さん、これからの1年間をよろしくお願いします。

10月24日(月)チャイムが鳴り

4時間目が終わると、全校生徒が一斉に動くことになります。廊下がそれほど広い訳でもなく、水道の蛇口がそれほど数が多い訳でもありません。それでも、全員が手を洗い、当番は給食のワゴンを運び、といった流れは整然としており、スムーズです。
準備は手早く、食べるのはゆっくり味わって、というのが理想的です。ちなみに今日の献立は豚キムチ丼と、わかめと卵のスープでした。もちろん、とてもおいしい給食でした(ぜひ「給食室」のページもご覧ください)。

 
10月21日(金)11/1に向けて

「パートリーダーとして、みんなをまとめていきたい」「初めての合唱祭だから、全力で楽しんでよい思い出にする」「他のパートの人につられないようにする」「すれ違うこともあると思うけど、○組らしく一つになれたらと思います」
それぞれの思いや願いが率直な言葉で記され、掲示されています。
最近は音楽室の前を通ると、思わず足を止めたくなる美しいハーモニーが響いてくるようになってきました。よい合唱祭になりそうです。

10月20日(木)馬肥ゆる秋空の下

この時季らしい青空が高く広がっています。こんな日は、外に出て思い切り活動したくなるところですが、四中生全員が教室で過ごしています。1、2年生は中間テストの真っ最中です。
青空を堪能できない分、気持ちが晴れ晴れとするぐらい、しっかり解答用紙を埋められているでしょうか。

10月19日(水)公民の授業

いまの3年生は3年後に18歳となり、選挙権を得ることになります。
「小選挙区制」「比例代表制」「ドント方式」など制度を学ぶだけでなく、それぞれのメリットやデメリットについても考えていました。私たちが暮らす社会の根幹を成す、選挙制度や民主主義についての学びです。
来週は、模擬選挙を行うそうです。

10月18日(火)学年を超えて

あいにくの空模様の中、市の陸上競技場で朝霞地区駅伝大会が開催されました。
2.0Kmから3.4Kmまで、区間によって走る距離が異なるコースが設定されています。凛々しいユニフォーム姿の四中生チームは、力を振り絞るように懸命に走り、次の走者にしっかりとたすきをつないでいました。
部活の枠を超え、学年を超え、ひとつのチームとして真剣に取り組む四中生たちの、よい姿を見ることができました。よく頑張りました。

10月17日(月)癒しの花々

けさ出勤した際、すぐにロータリー付近のプランターに目が留まりました。先週末、PTAの皆さんに植え替えていただいたものです(参加できず、すみませんでした)。
鮮やかな色の花々に、心が和みます。参加いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
赤い実をつけ、葉の先を紅く染めはじめたロータリーのハナミズキも、秋を感じさせてくれます。

10月14日(金)オリジナル・クラフト

男子が「技術」で女子は「家庭」と、私の時代の技術・家庭は男女で履修する教科が違っていました(今では信じられませんが)。小学校まで遡ってもミシンを使った記憶がないので、このような姿を見ると羨ましく感じます。
トートバッグやブックカバーなど、作りたいものを自分で選び、好きな柄の生地で製作しているそうです。

10月13日(木)オーディション告知

「へーっ!そんな特技があったんだね」と、仲間の意外な姿に驚かされることがあります。
校内の至るところに「輝くなら今だ!」と書かれたポスターが貼り出されました。28日のYYフェスティバルに向けて、特技などを披露する有志のオーディションを行うそうです。
ユニークで、みんなが感嘆するような特技が見られることを、今から楽しみにしています。

10月12日(水)拡大版全校集会

お互いが心地よく過ごせる四中であるために、また、学びの環境が整った四中であるために、いくつかのきまり事が設定されています。しかし、子供たちが「どこかで誰かが決めたんでしょ」と捉えているうちは、きまりを大事にする意識もなかなか高まっていかないと考えます。
今日、私から全校生徒に対して「こんな考え方に基づいて、生活のきまりを皆さん自身で見直していってはどうか」という話をしました。約20分間のプレゼンです。いざ進めるとなると、時間も労力も必要になると思いますが、意義のある取組になるはずです。

10月11日(火)混成チーム

大学三大駅伝の一つ、出雲駅伝の開催が巷でニュースになっている折、四中でも駅伝大会に向けた練習が進められています。とはいえ、駅伝部がある訳ではありません。陸上部を中心としつつ、サッカー部やバスケ部、バレー部などの有志も入っての混成チームで朝練に励んでいます。教員チームも(大会に参加する訳ではありませんが)、日に日に参加人数が増えてきました。子供たちを励ましながら、一緒に走ったり、トレーニングを積んだりしています。「イタタタタッ」「うっ、筋肉痛が」職員室では、このような呻き声が最近よく聞かれます。

10月7日(金)公開クジ引き

1組からクラス順に、など単純に進めるものではありません。合唱祭で、どのクラスから歌うのかは子供たちにとって大事な問題です。
けさの生徒会集会で、当日歌う順番の抽選会が行われました。ステージ上でクラスの代表者が巨大なクジを引き、掲げてみせます。1年生は静かにそれを見守っていましたが、2年生からは多少の声が上がり、3年生になると、あちこちのクラスから歓声が上がっていました。

10月6日(木)先人の痕跡

私は子供の頃、足場を組んで家の壁を塗装している現場を見るのが好きでした。職人さんたちの道具や服、果ては顔や髪の毛まで、飛び散ったペンキがついて汚れているのを、内心「カッコいいなあ」と見ていたものです。計算してつけられた汚れではなく、一生懸命働いた「証」であるともいえます。
美術室の水道や床に、歴代四中生たちが活動してきた証が残されています。いま、目の前の生徒たちが楽しそうに、一生懸命作品作りに励んでいるのと同じような場面が、過去数えきれないくらい繰り返されてきたのでしょう。

10月5日(水)合唱祭に向けて

3年生は新人戦に出ないため、通常の授業が行われています。
廊下に響くきれいな歌声に誘われ、音楽室をのぞいてみました。授業の中で、少しずつ合唱の練習が進められているところです。
なぜ声が低くなってしまうのか、どうしたら高くてきれいな声が出るのか、質問をした生徒がいました。喉のつくりはホースのようなもので・・・といった説明に、私も納得しました。からだの構造を知るだけでなく、「恥ずかしい」といった気持ちを捨てて歌うことも、美しい声を出すためには大事だそうです。

10月4日(火)サッカー1回戦

天気予報によると、今日が今シーズン最後の真夏日になりそう、とのことです。10月に入ってもなお残暑が続いています。
暑いピッチの上で、四中と朝霞五中サッカー部の合同チームが試合に臨みました。
序盤から苦しい展開が続きましたが、四中生たちは(もちろん朝霞五中の生徒も)よく走り、なんとかボールをつなごうと頑張っています。
心の中で声援を送りながら、私も60分間の闘いをしっかりと見せてもらいました。
監督曰く、チームは少しずつ成長してきているそうです。これからに期待です。

10月3日(月)新着本コーナー

壁の楽しげな掲示は、新着本の紹介コーナーです。リクエストなどを基に、図書室には定期的に新しい本が入ってきます。
皆さんが本と出合うきっかけを少しでも高めるようにと、図書整理員さんを中心に様々な工夫をこらしています。
いま、図書室の机の上に、おすすめ本が平置きされているのもその工夫の一つです。
読み応えのある、面白そうな本がズラリと並んでいます。毎日とは言わずとも、昼休みにフラッと図書室に寄ることをおすすめします。

10月1日(土)、2日(日)新人戦朝霞地区大会

会場や進行の関係で、どの種目も土曜日や日曜日から大会が始まっています。
私も2日間、できるだけ各会場を回ってみました。勝負事なので、必ずしも思いどおりに勝てるとは限りません。しかし、私が見る限り、どの種目も、どの選手も真剣に、持てる力をすべて発揮しようという姿勢で試合に臨んでいることが伝わってきました。

9月30日(金) 生徒会本部役員選挙

昨年度はオンラインで実施した立会演説会を、今回は集合形式で行いました。それぞれの良さはありますが、やはり直接訴えかけた方が立候補者の熱量がより伝わってきます。
「公約の1つは、一人一人の意見が出しやすい体制をつくることです」
「皆さんの意見を積極的に聴き、生徒会活動に活かしていきたいです」
立候補者はもちろん、応援演説の生徒も真剣で、思いが伝わってきます。そのためでしょうか、フロアの生徒達も、顔が上がってしっかり耳を傾けていることが分かります。

続く投票は、今回は電子投票方式にしてみました。開票作業不要ですぐに結果が分かるというメリットがありますが、それぞれの良さがあります。、まずはやってみて、来年度に活かしていくつもりです。(画像は一部加工してあります)
9月29日(木)選挙活動

朝の正門では、生徒会本部役員選挙の立候補者による選挙活動が行われています。登校してきた生徒の中から「○○さん、頑張ってね!」といった声がかかる場面もありました。
そして昨日と今日にかけて、放送による演説が行われました。国政選挙でいえば、「政見放送」にあたるものです。「今よりもっと楽しく過ごせる四中にしたいです」「本部役員の先輩に憧れて、私もその一員になりたいと考えました」など、それぞれの思いを真剣に訴えていました。
明日が投票日となります。

9月28日(水)プログラミングに挑戦

6社のIT企業が主催するKids Venture(キッズベンチャー)の皆さんに来校いただき、6・7・8組の生徒を対象としたプログラミング教室を実施しました。
使うのは、IchigoJam(イチゴジャム)という美味しそうな名前の専用パソコンです(これら機材一式もすべてお借りしました)。
まずは簡単なプログラムを入力することで、LEDの点滅を制御することからはじまります。「おっ、点いた!」「あ、消えた」これだけでもちょっとした感動です。

ここから少しずつ複雑化していき、最後は「川くだりゲーム」をプログラムするところまで、あっという間の2時間でした。
遠い方はなんと福井県から駆け付けてくださったというKids Ventureスタッフの皆様、大変貴重な機会をありがとうございました。
9月27日(火)間もなく新人戦

今週末から本格的に、いわゆる新人戦の朝霞地区大会が始まります。けさの生徒会集会は、新人戦を前にした壮行会です。
「試合ができることに感謝の気持ちを持って試合に臨みたいです」「応援されるチームになるよう努力します」「人数は少ないが、声を掛け合って頑張りたいです」それぞれの言葉で各部長さんたちが決意表明すると、3年生からも温かい拍手が送られていました。
そして場面は一転し、舞台下に下りた部長さんたちがペンライトを振り、ステージ上ではダンスが披露されています。アイドルのライブさながらですが、これは本部役員による応援メッセージならぬ、応援ダンスなのでした。

9月26日(月)13:20からの数分間

秋分を過ぎ、日差しが随分と柔らかくなってきました。
給食の時間が終わるのは13時20分。中庭には、かすかに虫の鳴き声が聞こえる程度の静かな空間が広がっています。
2分後、飛び出してきた1人の3年生を皮切りに、駆け足の生徒が続々と集まってきました。5分もすると、いくつかのグループが思い思いにボールを使って遊び出し、空間は一気に賑わいはじめました。
午後の授業も、彼らはこのハツラツとした表情のまま臨んでいたのでしょうか!?

9月23日(金)スーパーアリーナにて

秋分の日の本日、マーチングバンド・バトントワーリングの県大会が行われています。
四中吹奏楽部が出場しているのは、マーチングバンドの部です。
待機ゾーンで本番を待つ四中生たちの様子を、観客席から目を凝らして見ていました。ソワソワする様子は感じられませんでしたが、内心はきっと緊張しているのでしょう。
そして本番、広いアリーナに力強い音が響き、整った動きが目まぐるしく展開していきます(残念ながら写真は撮れないことになっていました)。
ただ見ているだけの私まで思わず力の入る、四中らしい演奏と演技でした。

※結果の発表は翌日でした。見事「金賞」で、関東大会に出場です!おめでとうございます!

9月22日(木)新人兼県民総合体育大会 朝霞地区大会

朝早い時間に集合した陸上部員たちが、いくつかのグループに分かれて自転車で出発していきました。他の種目より一足早く、いわゆる新人戦の地区大会が行われるためです。
選手たちを見送った後、私も市の総合運動公園を目指しました。天気予報に反して広がる青い空と涼やかな風が、実に気持ちの良い空間です。
「自己ベストを出すことができましたが、最後に少しフォームを乱してしまったことが今後の課題です」「いい記録は出せませんでしたが、この経験を次に生かせるよう、また練習に励んでいきます」と、競技を終えた何人かの選手が私のところにも報告に来てくれました。真剣な眼差しと、引き締まった表情をした四中陸上部の選手たち、応援しています!

9月21日(水)調理実習的美術

ボウルに入った粉に少しずつ水を注ぎ、泡立て器で丁寧にかき混ぜ・・・どう見ても調理実習の最中ですが、そうではありませんでした。粉末状のシリコンゴムだそうです。ほどよく練ったところでおもむろに手を突っ込み、あとは固まるのをじっと待つばかりです。
「抜けませんっ!」と腕をよじっている生徒がいましたが、焦るどころかむしろその状況を楽しんでいる様子です。家庭科・・・ではなく、美術の授業の1コマでした。

9月17日(土)第39回体育祭

楽しいと感じながら、しっかりと学びがあるのが理想的な学校行事だと思っています。
その意味で、本日行われた体育祭は、まさしく理想を具現化したものだったと私は感じています。
四中生たちは、一生懸命取り組んでくれました。それ故のドラマもありました。何より嬉しかったのは、皆がこの行事を「楽しもう」という気持ちで臨んでくれていたように感じられたことです。
閉会後、グラウンドから教室へ戻る何人かに聞いてみました。「どうだった?四中の体育祭は?」の問いに、間髪を入れず「楽しかったです」「早くまたやりたいです!」といった答えが返ってきました。四中生たちにとって、記憶に残る行事になってくれたでしょうか。





9月16日(金)明日に向けて

分担された役割に沿って、明日の本番に向けた準備が進められています。人海戦術により、いつもの運動場がたちまち体育祭の「会場」へと変身しているところです。
適度な疲労感や高揚感が入り混じる中、少しずつ会場の準備が整っていく様子は、私の好きなひとときでもあります。これは、自分自身が中学生の頃から現在に至るまで、変わらない感覚なのです。
ちょうど開き始めた土手の彼岸花も、この季節ならではの空気を演出してくれているように感じます。

9月15日(木)作戦会議

机上のプリントに目を向けると、「大繩必勝法」の文字が見えます。クラス独自のマル秘資料でしょうか。
「(大繩の)並び方について話し合った結果、何か意見がある人はいますか?」「はい、男女交互に並ぶのがいいと思います」「回し手にいちばん近い端のところは、跳ぶのがうまい人がいいと思います」「2列になったとき外側にくるのは、列を修正できる人の方がいいと思います」活発に意見が出されています。
大繩や綱引き、リレーなど、今はネット上にも必勝法にまつわる様々な情報が上げられていますが、条件が異なるため明確な正解というものはありません。きっと各クラスではギリギリまで模索が続けられるのでしょう。

9月14日(水)体育祭予行

本番と同じように椅子やテントを並べ、本番と同じ流れで動きを確認していきます。用具係の生徒がハードルやフラフープを持って走り回り、監察係はコーナーでフラッグを上げてみせます。
そうなると、徐々に気持ちは高まり、予行も中盤に差し掛かる頃にはすっかり当日に近い心境になってきました。
動きの確認だけでなく、期待感の高まりという点でもよい予行となりました。生徒の皆さんには今日と同じように(それ以上に)、本番ではつらつとした姿を見せて欲しいと思います。

9月13日(火)数学的思考力

じーっとしばらく固まったまま動かない生徒がいたので、横からそっと覗いてみました。彼の視線は机上の問題プリントに向けられ、筆記具の先端は空書のようにかすかに動いています。思考を働かせている様子がよく分かります。
別の座席では自然発生的に、隣同士での議論が始まっています。もちろん、解の求め方に関する議論です。
解き方をテクニックとして「覚える」のではない数学の授業、ドリルのように機械的に問題数をこなすだけではない数学の授業、私も生徒として参加したい気持ちになりました。

9月12日(月)English

「カコブンシのコーチシューショク」と耳で聞いて、何のことかすぐに浮かんできませんでした。
「This is a shirt.」と「It was made in Italy.」いう2文を合体させると、「This is a shirt made in Italy.」となります。これが「過去分詞の後置修飾」の一例となります。3年生の学習の様子です。
「ここに並んでるのはどれも、今朝水揚げされたサンマだよ!」「これ、搾りたての牛乳で作られたジェラートなんです」など、日本語の日常会話でもよく使われる構文です(食べ物の例しか浮かんできませんでした)。
紙の教科書とデジタル教科書、紙のノートにデジタルの教材など、様々なアイテムを駆使して学びが進められています。

9月9日(金)自由研究 数学編

「なぜ、マンホールの形状は円形でなければならないのか」「パラドックスとは何か」「江戸時代の和算家、関孝和とは何をした人物なのか」など、バラエティ豊かなレポートが並んでいます。これらはいわゆる夏休みの自由研究です。感情を持たない数字や記号を相手にする数学という学問も、こうして日常生活や歴史などと結びつくと、グッと人間味が感じられ、学びの魅力が高まるものです。(写真は一部加工しています)

9月8日(木)応援フラッグ

競技や応援の練習と並行して、応援用フラッグの製作も進んできました。
趣向が凝らされたデザインは、コンペにより決定しているクラスもあるというので手間がかけられています。
3年生のある教室では、私が入っていった途端「キャーッ!今の話、聞こえちゃってましたか!?」と、作業中の女子たちが狼狽しています(色塗りをしながら女子会中だったとは、全く気づきませんでした)。他の階でも「こっちの文字とこっちの文字、微妙に色を変えてるんです」「ウロコってどうやったら上手に描けますか?」「このスペースには全員の名前が入るんです」など、画伯さんたちの工夫の様子があちこちで見られます。
いかにも、行事が近づいてきた時期の放課後のひととき、といったこの雰囲気もまたよいものです。

9月7日(水)縦割りデー

天気予報は当たり、昼過ぎからあいにくの雨となってしまいました。しかもかなり強い降り方です。6時間目の後に予定されていた学年別の体育祭練習は、色別の練習に変更となりました。
青団は体育館に集合し、応援隊形などの確認を行っています。点と点が少しずつつながって、徐々に線(作品の全貌)が見えてきた、といったところのようです。
一方の赤団は、自作のレッスン用動画(かなりハイクオリティなものです)を活用し、それぞれのクラスで応援ダンスのレッスン中です。見るからに難しそうなダンス、完成が楽しみになってきました。

9月6日(火)学年練習

「やるぞーっ!」「声出そうぜーっ!!」「いくよー」「せーのーっ!!」威勢のよい掛け声がグラウンドに響いています。体育祭に向けた2年生の学年練習、大繩に取り組んでいる様子です。
何気なく目の前にいたクラスを眺めていると、「5、6、7・・・」「12、13、14・・・」軽々と回数を重ね、そのまま連続21回を記録していました。この調子でいくと、大記録も期待できそうです。体育祭に向けて盛り上がっていくこの感覚、随分久しぶりで、やはりよいものです。
それにしてもこのおどろおどろしい様子の雲、台風11号の影響でしょうか。

9月5日(月)試行調査

これまで長きにわたり、紙の冊子で行われてきた学力・学習状況調査のCBT(Computer Based Testing) 化に向けて、準備が進められています。いきなり本番という訳にはいきません。来年度の埼玉県学力・学習状況調査を見据えて、接続や操作の試行が本日行われました。
市町村によっては、通信容量などの影響で動作が不安定になる場合もあるようです。しかし、本校では特に問題もなく、生徒達も手慣れた様子で必要な操作を進めていました。

9月2日(金)第1回学力検査

3年生の間では「校長会テスト」と呼ばれていますが、正式な名称を「南部地区中学校長会学力検査」といいます。3年生を対象とした調査で、県南部の中学校約100校が参加しています。本日は、その第1回が行われているところです。
3年生の集中を乱さないように、そっと様子を見に行ってみました。当然のことながら、教室は特有の緊張感に包まれていました。午前中の4教科に続き、このあと英語の検査が実施される予定です。終わった途端、これまた特有の解放感に満たされることでしょう。

9月1日(木)家庭科の授業

日常の授業風景も戻ってきました。夏休みのレポートを読み合って、相互に評価し合っているのは家庭科の授業です。
「写真ではなく、実物をレポートに貼り付けるなど、分かりやすく工夫されている」「実験の結果を、分かりやすく分類している」など気づいた点を、画面上のカードに入力し、レポートの作成者に宛てて瞬時に送り合っています。ロイロノートの利便性が活用されています。

8月31日(水)充実の昼食

休みに入るといつも、給食のよさを改めて実感します。
栄養のバランスやエネルギー量だけでなく、味や香りや見た目にも優れた昼食を、毎日食べられていたことの幸せを感じるのです。献立も、日々バラエティに富んでいます。
今日から給食再開です。待ちわびていた子供たちが大勢いることと思います(大人もです!)

8月30日(火)結団式&除草

9月17日の当日に向けて、体育祭の準備や練習はこれから加速していきます。
赤団、青団の全員が、グラウンドの両端に分かれて集まりました。結団式です。
マイクも何も使わず、団長をはじめ、団員が大声を張り上げながら順番に、自己紹介や決意表明を述べていくのです。応援団メンバーは堂々たる態度や声量です。夏の間から練習を積んできた成果が現れているのでしょう。

 
 後半の時間は全員で除草作業です。本校の敷地が土手に近いことの影響があるのか、機械を使って刈っても刈ってもとても追いつかない勢いで、草がどんどん生えてきます。
短い時間ながら、生徒達はよく動いてくれました。引き抜いた草の根にごっそりついた土を振り落とす作業は、さながら筋トレのようでもありました。
   
8月29日(月)2学期のスタート

厳しい残暑が収まり、秋の訪れを感じさせる爽やかな空気です。気持ちよく2学期を迎えられそうな朝です。
昇降口が解錠される少し前から、ちらほらと生徒の姿が見え始めました。丸めた画用紙を携えているのは、休み中に制作した美術の作品なのでしょう。「柳瀬川の流れが分かれるところを描きました」ある生徒がそう教えてくれました。
正門付近で佇む数名の生徒は、「1人上履きを忘れて取りに帰ったので、戻ってくるのを待っているところです」とのことです。「始業式あるある」です。
登校する子供たちの表情を見ていましたが、私が見る限り、険しい顔つきや虚ろな眼差しの生徒はいませんでした。一安心です。再び学校に活気が戻ってきました。